営業で使える心理学 コントラスト効果

コントラスト効果とは、前後に対比させるものによって、ものの印象が大きく変わる心理現象のことです。

 

普通ならば10万円の服は少し高いと感じますが、200万円の服を見たあとには少し安く感じます。

これを利用して、通常価格を非常に高くしておいて、「セール品」として70%OFFなどにしているのです。

元から3000円であるより、1万円のものが3000円に値下げされているほうが安く感じるからです。

 

つまり、人間の脳は客観的ではなく相対的に(なにかと比べて)物事を判断する傾向にあるといえます。

一方で、何かと比べてではなく、その商品が「本当に安いのか」「本当に魅力的なのか」をしっかりと見極めることが重要です